困難な産毛にも対応
従来の脱毛レーザーは、光が表皮のメラニンに強く吸収されて、深部で拡散していくため、真皮層、皮下組織まで及ぶ毛包全体に、十分にエネルギーが届かないことがあります。さらに色黒の皮膚では火傷のリスクがあるために照射出力を上げられません。または色の薄い毛や軟毛はメラニン量が少ないために光エネルギーが吸収されにくいというように、そのような症例では十分な効果が得られないと言えます。
フォトRFのRFエネルギーは、下図に示されるように、光とは異なる選択性を持ち、メラニン量に関わりなく、3~4mmの深さに到達し、毛の周囲組織をダメージさせます。
レーザー脱毛で難しいとされる色の薄い毛や白髪に効果が確認されているだけでなく、軟毛やうぶ毛に対する効果が期待されています。
レーザー脱毛とフォトRF脱毛の違い
レーザー脱毛
レーザー光は、一度毛のメラニンに吸収され、周囲の組織に対して熱ダメージを与え、毛が再生する組織を破壊します。つまり毛を通じて熱をあたえるので、メラニンが少ない細い毛やうぶ毛は効果が得られません。
フォトRFによる脱毛のメカニズム
毛はRF(高周波)を通さないため、毛の周りを避けるように流れます。そのため、毛の周囲のRFの密度が高くなり、毛の再生組織(毛包)にダイレクトに熱ダメージを与えます。
メーカーサイトより